旬の画像23年 No.15  長登銅山祭りで銅の製錬実験   10月30日


第4回銅山まつりが美祢市美東町の長登銅山文化交流館で開催され
銅山跡のエコツアーや銅の製錬実験等のイベントに多くの方が参加されていました
また、地域の交流施設のようなイメージだった長登銅山文化交流館の愛称も募集により
大仏のふるさと「大仏ミュージアム」に決まり開会式で披露がありました

銅の製錬実験
炉にブロアーで風を吹き込み炉の温度を1300度程に上げる
木炭で炉の温度を調節しながら銅鉱石やカラミ、酸化鉄、石灰を粉にしたものを入れていく
カラミや酸化鉄を混ぜるのはカラミの粘りを少なくするため
今回使用したチリの鉱石は銅の含有量が46%の優れもの
炉の下部から10pの高さから排出されるカラミ

カラミは銅を製錬する時に出る不純物で
炉の最下部に溜まった銅と混ざるのを防ぐために排出するものです
材料をすべて投入し終わると炉の最下部には
9sの銅のインゴットが出来ているはず?
炉が冷えてから取り出すのが楽しみですね

撮影 10月30日

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